FIP新薬について

ユキミくんはほぼ1日おきにステロイド注射と点滴に通っていますが回復の兆しは見えず、FIPは発病するとほぼ回復の見込みがない病気ということは知っていながらも、何とかならないものかと毎日ネットで調べているなか、何度もFIPの新薬についての記事が気になりました。

調べてみると、猫伝染性腹膜炎(FIP)の新薬「Mutian」は

・FIP新薬は日本では未承認。
・未承認だけれど、新薬を試みておられる協力病院が日本国内に現在8ヶ所ある。
・状態によっては高い効果を発揮するらしいけど、とんでもなく価格が高い薬。
・個人的に中国から輸入することも可能だけれど、高額なところはあまり変わらない。

とのことでした。

そこで、ユキミくんは現在どの段階で、仮に投薬すればどうなりそうなのか……可能性を知りたいと思い協力病院に行ってきました。

受診の結果

「ユキミくんは、FIPの初期~中期ぐらいのウェットタイプなので、ドライタイプより回復する可能性が高く、試してみる価値はあります」

とのことでした。

私は他の保護猫もたくさん抱えていますので、高額な費用という点でどの決断が正しいのか最後の最後まで迷いに迷いましたが、FIPでも良くなる可能性が高いタイプと状態ですと先生がおっしゃったことで、「Mutian」の投薬を始めてみることにしました。

薬は、いったん一週間分だけ処方していただきました。

領収書を見ると、わかっていながら心拍数が上昇する数字ですが、これでユキミくんも良くなって、この経験を他に同じ病気で悩んでおられる方にお伝えすることにより治療の参考になれば幸いかなと思います。

 

 

 

 

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